女性が作るチームの在り方。大切にしたいこと。

こんにちは!
デザイナーの照葉です(^^)

今日は、デザインの話から少し視野を広げて、
「女性の働き方」という観点でお話をしてみたいなと思います。

そもそも私がこのShop Design Labo.を立ち上げたのは、
こんな想いからでした。

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デザインのお仕事を続けたいのに、
辞めざるを得ない腕のあるママデザイナーがたくさんいる現実の反対側で、
デザイナーに依頼したくてもハードルが高くて、
二の足を踏んでしまうクライアント様がいるという違和感。

これを解消する方法は無いか。
▶︎デザラボ誕生秘話

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そして実際11月にデザラボを立ち上げて、
そのビジョンが順調に整って行っているかというと、
まだまだ、、、というか、全然なのが現状です(^^)

ただ、それは想定の範囲内。
最初からそんなに順調に行けばまぁいいのかもしれないですけど、
個人で全てを取り仕切るのとは違い、チームですからね。
人にはそれぞれペースがあって、
長い目で見たビジョンは共通でも踏みたい手順はちょっとずつ違っています。

一昨年から昨年までは、
SNS起業という形で女性が単独で売り上げを立てることができていました。
この流れは一部で継続しますが、やはり事業が継続・安定してくると、
さらなる繁栄を望む次のステップとしては、
「人の力を借りる」「チームを組む」「会社にする」など、
関わる人数が増えてきます。

そうなった時に、今まで通りの「男性的な働き方」に戻ってしまうと、
女性としての働き方を求めていたはずが、
いつのまにか従来通りの会社的組織で苦しさを感じる。。。なんてことも。

従来の会社とは違う、
女性ならではのチームや組織として進歩していくために大切なこと。
この三ヶ月間で感じたこと(たったの三ヶ月ですが)をまとめてみたいと思います。

1.自分はなんのプロフェッショナルなのかを明確にした上で、捨てること。

会社員でない限りは、何かしらのプロだから、フリーとしても働けるわけです。
例え「私は○○のプロです」と今現在言えなかったとしても、
誰かと比べて自分は劣っていると思ったとしても、

仕事してお金をいただいたその瞬間から、全員何かのプロ。
まずその自覚は必要です。

ただ、新しくチームを作る時は、必ずと言っていいほどに、
本来のお仕事以外の雑務が膨大に発生します。

そこで引き受けた雑務、これを侮るなかれ。
これすらも、引き受けたからにはプロなのです。
会社員とは違いますから、職種すらもあってないようなもんです。

あれは会社的組織で役割分担を明確にするためにつけられた
線引きみたいなもんなので捨てましょう。

要は、どこまでが誰の仕事だなんて、
言ってる方が効率悪いよってことですね。笑

2.弱い部分を見せられる強さを持つこと。

とは言え、苦手なものは誰しもあるし、
人よりできなくて引け目に思う事も出てくるでしょう。

その時に大切なのは、それをきちんとアピールできる強さを持つ事。

そもそも人と比べないで自立することが大切なのですが、
それが出来ないのは良くも悪くも女性の特性です。
共感力が強く、視野が広いが故の気遣いなので。

しかしそれを内に抱え込んで自己犠牲の精神に入ってしまうと、
チーム全体の循環が滞ります。

・私だけ出来ていない
・私さえ我慢すれば
・私の居場所をどうやって作るか

ここら辺を一人で考え始めてしまうと良くない傾向ですね。
みんなそれぞれ状況も心境も体調も違います。
みんながみんな同じ方向向いて同じスピードでずっと走れるわけがないんです。

私はこれ以上無理。ここは出来ない。
その代わり、これなら出来る。←これ重要

そうやって助け合うのが女性の特技です。
win-winの関係をきちんと探すためにも「私はこうしたい」をきちんと持ちましょう。
まずはそこからです。

3.収入の不安は自分で解消すること(精神的な面で)

お金。もうこれ、人間社会で生きる限りは永遠のテーマです。
全く気にしませんという人は少ないと思います。

ただ、フリーランスの収入は不安定です。
そして収入に直結しない仕事は山のようにあり、
それがいったいいつ実を結ぶのかは誰にもわかりません。
(特にスタートアップ期は仕方ない!ある程度経てば安定も可能です。)
それはチームであろうと個人プレーであろうと同じこと。

お金の面で不安になることはあると思いますが、
今やった仕事全ての報酬を近々で手にしないと不安な人は、会社員が向いています。

少し前であれば、起業して3ヶ月で7桁!
なんてキャッチコピーを良く見かけましたが、
あれを夢見てバンジー飛ぶのは
フリーランスの働き方でも起業でもなくただのギャンブル。

儲からない時期を乗り切るためのメンタルをいかに自分で整えるか。
収入の柱を複数持つなり、旦那様に頼るなり、始める前に貯金をするなり、、、

こればっかりは自分で保つしかありません。

4.長期的な視野で俯瞰する力を全員が持っていること


先ほどのお金の話とも繋がりますが、
スタートアップ期は本当に雑務が多く、手数の割に収入になりません。
「私の仕事ってボランティアだっけ?」なんて混乱する時もありますが、
屈まなければジャンプできないのと同じことで、それは必要な手順です。

そんな時期を乗り切れるかどうかは、
長期的な視野をいかに全員が持てるかということ。
会社員的に「月に○○円稼ぐ」的な視点でスタートアップに加わると、
確実に苦しくなります。

最終的には何のためにいくら稼ぎたいという俯瞰的な視野と、
そのために今はこれだけの動きが必要という現実的で狭い視野、
両方持たなきゃいけないのがフリーランスの難しいところ。

会社の場合はこの俯瞰する部分を経営陣が見てくれているので、
自分の仕事に集中していればいいのですが、
それではいけないという自覚が全員に必要ですね。

5.常に周囲の人の幸せの形を尊重すること。

ここが一番女性的な働き方の中で大切かもしれません。
新卒で就職してから定年まで働き続けられる男性と違い、
女性はライフイベントがとにかく多く、
しかもそれに男性側が合わせてくれることは今この時代でもなかなか難しいのが現状です。

つまり、女性の働き方は、誰と結婚するか、
何人子供を産むか、どこに住むか、介護はあるのか、、、など、
外側の環境に煽られがちなのです。

けれど、女性には原始の時代から培ってきた、
集団で生き抜く力、共感力などが備わっています。
そこを活かすことこそが、これからの女性の社会進出に必要不可欠。

子供がいない人といる人では状況は雲泥の差ですし、
子供の人数や、旦那様の協力体制の有無によっても状況は変わります。

それを尊重して、人の数だけ働き方が存在するという事実をいかに腑に落とせるか。
それが、今後のデザラボで
どれだけ女性が活躍できる場になるかが決まる部分だと思っています。

ちなみにそれはチームの運営側だけがわかっていればいいことではなく、
所属する側も同じこと。
いくら運営側が「産休育休存分に取っていいよ」と言ったところで、
「産休を取らない独身女性の負担が増える!」なんて声が上がったり、
ワーママが「貢献できていなくて申し訳ない」なんて気持ちに陥りがちなのは、
ここの意識が腑に落とせていないから。

まとめ

ここ三ヶ月で想ったことを書き連ねてみましたが、
これは自戒の念も込めてです。

全く畑違いの環境でビジネスマンとして育ったデザラボのメンバー。
最初からめちゃくちゃ上手くいくなんてことはあるわけもなく。笑
じゃあやめますか?と問われれば、そんなわけもなく。。。

このビジョン、働き方に賛同してくれる人たちが、
憧れを持ってこれからメンバーに立候補してもらえるよう、
私たち4人で土壌を整えるために奮闘します(^^)

大切なのは、まず一人で立つこと。

それは経済的にではなくて、気持ち的に。

仕事においての判断や自分の働きかたの
主導権を他人に委ねないこと。

寄りかからないこと。

それでいて、常に周囲の人の幸せの形を尊重すること。

お互いそれができる相手であると信じること。

難しいですが、軌道に乗ってきた頃には
すごい結束力だろうなと思うとワクワクします。

これが、スタートアップを共にする醍醐味かもしれませんね。

自分らしい働き方を模索する女性たちの参考になれたならば幸いです。

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