フリーランスとしての第一歩。きちんと戦略立てられていますか?

こんにちは。
デザイナーの照葉(てりは)です。

2017年も終わろうとしていますが、
今年のみなさんのお仕事はどうでしたか?

私は独立してから丸一年がたち、
たったの一年ですが、やはり続けることの意味を痛感しています。

初年度にはできなかったお仕事を任せていただけるようになったり、
不安定なフリーのお仕事とはいえ、
気づけばコンスタントに依頼をいただけるようになっていたり、

石の上にも3年とは言ったもので(まだ一年ですけど)
ただただ続ければ良いというものではないけれど、
続けた先にしか見えないものは必ずあると確信を強めた一年でした。

そんな私の一年目は、
空前のSNS起業ブームの力もあり、
かなりスムーズだったように感じています。

ただですね、SNS起業ブームということは、
同時にSNS起業戦国時代でもあったわけで、

そんなブーム真っ只中でも
なぜ私がデザイナーとして、
スムーズにスタートダッシュを切れたのかを、
一年たって時効かなという想いもあり、公開したいと思います。

 

スタートダッシュが要。だけど実はダッシュなんてしていなかった。

私がSNS起業の波に乗れたのは、
はっきり言いますと、戦略通りでした。

私の認知が一気に広まって行ったのは、
去年の12月頃。

何だか彗星の如く現れたバリキャリデザイナーがおる!
みたいに少ーしだけなっていたとかいないとか。
※私の感覚としてはよく分からないけど周りからそう言われていたのです。ホントに。

 

デザイナーとしてはじめてメニューを出したのがその12月。
当時ヘッダー、名刺、それぞれ15,000円。
10名のモニターが、一晩で埋まりました。

側から見れば12月に突如現れて、
その月のモニターで10名埋めたわけなので、
なかなかのスタートダッシュに見えただろうなと自分でも思います。

しかし、これ実は偶然起こった出来事ではないですし、
ちゃんとした下準備期間があったんです。

 

実は私がSNS起業に参入したのは昨年7月。

当時は、
活動開始からたったの3ヶ月で月商7桁!

みたいなのが大流行りだったことを考えると、
早いどころか7月〜12月の半年間、
全くメニューも発表せず、地味〜に地下で活動をしていたわけです。

ただそれはあえてやっていたことで、
全ては「SNS界隈でちょっとだけバズる」ための仕掛けの期間でしたね。

 

インパクトを与えるために、地下で私がしていたこと。

当時のSNS起業は正直、
キャラクター&インパクト勝負でした。

実績がなくてもキャラクターがよければ売れるし、
もしくは具体的な数や何かしらのインパクトがあって、
目立ちさえすれば簡単にお客様がついたんです。

今思うと健全ではないですが、
それが現実でしたね。

で、ですね、
その中で最も簡単に目立つ方法はというと、
フェイスブックのタグ付け機能を有効活用する。というものでした。

当時はフェイスブックのタグ付けがかなりありがたい効果を発揮しており、
有名人をタグ付けできれば、それだけで一気に拡散されたんですね。

ただ、そんな実情を踏まえていても、
普通に有名人のセミナーに行ったり、
有名人の起業塾に通ってお近づきになるだけでは、
多少顔が広まりはするだろうけど、デザイナーとしての実力アピールはできません。

そこで私が考えた
「SNS界隈でデザイナーとしてちょっとだけバズる」ための仕掛け
それが、

とある方法でのデザイン営業でした。

 

「SNS界隈でデザイナーとしてちょっとだけバズる」ためのスケジュール。

あの当時、会う人会う人に言われていたのは
「今売れてる起業家さんとすごい繋がりがあるんですね!」ということ。

 

けれど、フリーになってすぐの私に、
最初からそんなコネクションあるわけないんです。

しっかりと地道に、自分の足で作ったんですよ。

 

まず当時私が立てたスケジュールがこんな感じ

*7月〜10月<土台づくり>※この時まだ会社員
ブログ記事を溜めて読者を増やす。
顔出ししてFBの友達を増やす。覚えてもらう。
デザイナーとして名刺がわりの自分の作品集サイトを作る。

 

*10月〜11月<デザイン営業期間>
人気起業家のデザインを手がける。

 

*12月<本格始動>
モニター募集開始。

普通は最初にモニター募集して実績ができて、名前が売れて、
人気起業家から依頼が来る。

という順番なのかもしれないんですが、
その積み上げ式だと時間がかかるし
本当に依頼が来るかもわからないので、

先に人気起業家にデザイン営業してお仕事をもらって、
知名度を一気にあげようという作戦に出ました。

 

具体的に、どうやってデザイン営業をして行ったのか?

正直最初に考えたのは、いかにレールからちょっとだけ外れるか。です。

みんなと同じことやってたら売れないし、
有名人に選ばれる前に経済的に困窮してしまったら終わりなので。

 

かと言ってね、売れっ子さんたちは
日々いろんなところからお問い合わせがきます。
いきなり連絡して「デザインやらせてください!」って言ったって、
私にはSNSでの実績がありませんでしたから。
なかなか警戒心を解いてはくれません。

そこで有効だったのが訪問営業

自分がデザインをさせて欲しい売れっ子さんの
セミナーやパーティーに参加して、
直接顔を見た後に、
無料でいいので何かデザインをさせていただけませんか?
とお願いしました。

大抵の方が快く依頼をくださいましたね。

 

ただし、この時絶対にやっちゃいけないのが
自分の商品を売り込むためだけに近づくこと。

これ、すぐに見抜かれますし、嫌われます。
絶対にやらないでください。

何故ならば、そのセミナーは、その方の未来の継続生さんたちが、
ファーストステップとして参加しているものかもしれないんです。
そんな貴重な場の貴重な1席を、
その人の商品に興味のない人間がとってはいけません。
失礼にあたります。

 

そのため私は、もともと自分が出たいかったパーティーに、
たまたまその人が参加していたら、
その場ではご挨拶だけして後日メッセージを送らせていただいたり、

もしくは自分が本当に継続を受けようか
検討している方のセミナーをお金を出して普通に受けて、
アンケート用紙にこちらの職業と、
デザインでお手伝いさせていただきたい旨を書いて渡したりしていました。

 

無事に訪問営業成功。その成果と良かったこと。

有名起業家さんの依頼を掴み取ることさえできれば、
あとは全力でいいデザインを仕上げるのみ。

出来上がったデザインを発表すればするほど、
どんどん知名度は上がって行きました。
そして初めてのモニター募集の際には、一気に10名の枠が埋まる。
という実績も無事に作れたわけで、

その先はただ誠実に、一つ一つのデザインに全力で向き合いさえすれば、
雪だるま式に大きなお仕事をいただけるようになって行ったように思います。

 

ちなみに、訪問営業をした際に、
これが一番功を奏したんだよなと思うことがあります。

それは、お声がけさせていただいた起業家さんたち自身と、
その方の商品に私が心から魅力を感じていたという事実。

これが自分にとっても大切なことでしたし、
成功の秘訣だったように思います。
その気持ちは、全ての行動の原動力になりますからね。

自分にとっても起業スタートの大切な作品を、
妥協せずに気持ちよく受けるために、良い選択だったなと今でも思います。

 

まとめ

そんなこんなでモニターすら募集したことのない
ぽっと出のデザイナーが、
次々に売れっ子のデザインを手がけている→みんな気になっちゃう。

という図式が出来上がりました。
そのスタートダッシュ(風の戦略)は、
今でも私の土台として役立ってくれています。

日本人は往往にして売り込みが苦手ですし、
実際私も顔を見て直接のクロージングはかなり苦手です。

けど、売り方っていくらでもありますし、
本当に必要としてくれている人からしたら、
自分が探さなくても相手が持ってきてくれたら嬉しいですよね?

 

それに、このバーチャルなSNSでの繋がりがメインの業界で、
一度でも直接顔を見て話したことがあるというのは、
めちゃくちゃ有利なことです。

特に引っ込み思案さんが多いクリエイターの方々、

いらないものはいらないと言われますが、
そしたら引けば良いだけです。

逆に欲しいものは欲しいと言ってもらえますから、
怖がらずに自分をアピールしてみてくださいね。

 

その時に大事なのは、
私のメニューに申し込んでください。

 

ではなく

あなたとあなたの商品が素敵なので、
もっと売れるお手伝いを私にさせてもらえませんか?

 

この気持ちです。

 

よく聞く言葉かもしれませんが、
まずは自分から提供できるものを提供する。
そしたら本当に巡り巡って自然と帰ってきます。

最近も、一年前に出したエネルギーが形を変えて私の元に返ってきて、
本当に心地よく出したものって戻って来るんだなぁと痛感してます。

 

ぜひ、試してみてくださいね。

デザイン